ギャラリーでは今、夏のさなか暑い暑い折りなので気軽に楽しんでいただこうと、器の個性を前面に出すより、夏の涼感のある風情や雅な京都らしさを映し、さらに料理が盛りやすい型、寸法、勿論絵付けなどで料理のはえる「京焼の器」を並べおります。

 時に京焼って何ですかと尋ねられることがあります。

 京都はたくさんの焼き物の産地の中でも最も多種多彩な器があり特徴の絞りにくいところです。
その背景には、京都に昔から地方の陶工が集まり、それぞれの土や焼成方法をより昇華させ、信楽,有田といったさまざまな器を生み出したこと。特に九谷や有田の色絵磁器とは異なる陶器絵付けを大成させた野々村仁清や、茶の湯の発展とともに独自の作風を築いた楽家らは洗練の極みを作り上げました。

 それゆえ京都の焼きものは茶の湯や料理屋さんに用いられ発展してきました。
特に食器は料理屋好みの華やかで表情豊かなもの、四季折々の風情や京都らしさを醸しだしたものが多いのです。そして季節感のあるものは一年のうち一時期しか使えない贅沢なものですから、柄はできるだけ古典柄や先人の写しのような器が、飽きることなく長く使えると思います。

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by gallery-sato | 2010-07-26 18:02 | 一日一文

7/22 桃太郎さん

a0088892_21235743.jpg 京都のともだちと久しぶりにお会いし、懐かしく青春時代を語り友情を暖めた。
その際、友人が『おかやまのおみやげに「吉備団子」(きびだんご)ってあるけれど、桃太郎さんがいて、鬼退治をしたの・・・』とたずねられ、いくら京都の生まれとはいっても、もう永年岡山に住んでいる私が答えることができなくて恥ずかしい思いをしました。

 そこで、少し調べた豆知識を少し書いてみます。

 その昔岡山は吉備国という、1個の王朝だったということです。垂仁天皇の御代、異国の「鬼神が吉備国に飛来したというのです。彼は百済の王子、名を温羅といいました。備中国の山に居城を構え、西国から都へ居来る貢物を載せた舟や婦女子をしばしば掠奪したので、人々は恐れおののき彼の居城を鬼の城と呼び、都に行って天皇に訴えた。これを憂いた朝廷は吉備平定のために武将を遣わすがすべて敗退。そこで、次に武勇の誉れ高い皇子・五十狭芹彦命(吉備津彦命)を派遣、激戦の末、見事に温羅を成敗したのです。

 上記のような伝説が桃太郎伝説のベースになっているということです。
このような温羅伝説は、垂仁天皇の御代の歴史物語で、吉備津彦命の御陵も存在しますし、鬼城山から鬼ノ城跡も発掘されています。
 なお、山城は古代朝鮮のそれと類似しているところから、渡来して来た人が築いたのだと推測され、百済から飛来してきた鬼神を温羅と考えることもできるそうです。

 なるほど・・・
(京都のともだちに早速メールでお答えしておきましょう!)

 今回は桃太郎伝説の馴れ初めだけでしたが、またの機会に京都生まれの私ですが、わが愛する街となった岡山の歴史を「桃太郎」をキーワードに古代から現代へ、紐解いてゆけたら楽しいでしょうね。

乞うご期待!!
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by gallery-sato | 2010-07-24 21:47 | 一日一文

 20歳代のころから近眼で、ズゥーッとめがねをかけています。
そんなわけで、どちらかといえばアクセサリーよりもめがねのほうに興味があり、
3年に1回ぐらいの割合で、少しずつその時代の流行を取り入れて買っていました。

今回は今までのふちなしを止めて、顔のしわ・たるみを隠すため縁取りを濃くし、
形をシャープにして若さを・・・と思って選びました。

いくらめがねを新調しても、なかなか年齢は隠せませんね。
精神年齢で見ていただきましょう!
(精神年齢は若いつもりですが・・・)

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by gallery-sato | 2010-07-24 21:20 | 一日一文

7/13 7月の俳句


a0088892_931168.gif本音など漏らさぬ胸に滝落つる

一本に庭の豊かさ金魚草

天の川逢ひみてのちに揺らぎそむ

したたかに降りたるあとも蓮真白

ひた泳ぐ自由は少し塩辛い

天の川見上げて夫を恋ふことも
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by gallery-sato | 2010-07-14 09:03 | 俳句

 7月は俳句の季語を用いると七夕月である。名づけた古の人の風雅はこころにくい。
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その七夕月2日から白神典大さんの「吹きガラス」とは打って変わって、チエンマイで古くから染織作家として名を馳せられていた、お母様「滝沢久仁さん」の志を引き継がれたお嬢様の長崎麻弥さんの~チエンマイからの風に包まれて~≪衣展≫が始まります。            
 ガラス、今度はと・・・ 其のつど作家さん努力の結晶の作品に出会い、また新しい感動がじわじわと湧いてきます。これはギャラリーの至福のときです。さあ、これからの一週間≪どんな楽しい出会いがあるかしら?≫と思うと、いつもわくわくしてきます。

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 ギャラリーに足を運んでいただき、まずご自分の目で見て触れて、作品と交わる楽しさを知っていただけたらうれしいです。
 自分の思いをぶつけて作品制作に情熱を燃やしている多くの若い作家さん達を、多くの方々にもっと知っていただいて、其の成長過程を見守りつつ、岡山の文化を考える方や、アート愛好者との交流の場となればよいと(七夕月に)願っています。
豊かに生きること≫の中身は人それぞれでしょうが、豊かなときの積み重ねが、豊かに生きることにつながることは確かなようです。心みたされ、感動するとき人は元気になれると言います。そんなときを持っていただけるような作品展をこれからもどんどん紹介しながら≪アートに出会う、触れる、くつろぎの場≫どんな芽が出てくるか・・・皆様と御一緒に楽しみながらギャラリーも成長したいと(七夕月、心の短冊に込めて)願っています。
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by gallery-sato | 2010-07-08 20:20 | 一日一文