コロナ禍の緊急擬態宣言発令のためか近めっきり来客がない。寂しいですが、お陰様で読書や俳句創りに精を出せて楽しい。でも、こう長くなると心配と不安が募ってくるこのごろです。
私の郷里京都では、6月になりますと季節菓子として「水無月」が並
びますが、岡山ではありません。齢を重ねますと故郷の些細なことで
さえ懐かしく思い出されます。
*水無月のただ懐かしき甘さかな
我が家のエントランスの通路に半夏生が並びところどころの白い葉
が、時に揺らぐさまはまさに初夏です。
*わがたつきリズム明るし半夏生
*身を低う生きていちごは赤くなる
*青すすき自由といふは寂しかろ
*枠少しはみ出す勇気欲し5月
品のいい上質の俳句はできませんが、言葉を磨く体操だと思って楽しんでいます。