一日一文 2018

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2019年 01月 01日 ( 2 )

あらためて 、謹賀新年

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 あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
さて今年はいのしし年。いのしし年生まれの私は思うのです。猪突猛進だけが猪でなく、老いに伴う様々な悲しさを受け入れながらゆっくりと新しい時代を自分なりに克服してゆく、そんな勇気のある猪になろうと思っています。  (猪は宇田川民正さんの版画です)
















by gallery-sato | 2019-01-01 19:51 | 一日一文

一年を振り返って「情け」を知る。


 掲載が遅くなりましたが昨年の思いをまとめたものを書いていましたのでここに掲載させていただきました.昨年の一般的な漢字は「災」でしたが、わたくしはその「災」から発生した情けに注目いたしました。


 日が経つのは早い、もう一年が過ぎるのかと振り返ってみると、いろいろなことがありました。まずは私の圧迫骨折、ついで夏の猛暑や豪雨。それも、北海道から九州までのおおくの地域で、今までに経験したことのない、とてつもない悲惨な被害をもたらしました。

Tの発達で人間関係が希薄なこの頃ですが、人々はそれらの悲惨な光景を目の当たりにし心が大きく動いたようです。人間らしい思いやりや、優しさがふつふつ芽生え被災地を訪れ役に立ちたいと思う人が大勢集まり、災害ボランティアとして組織的に活動し始めるようになりました。

のように、感じてこころを動かすという人間らしい感性の持ち主が活動にたくさん参加なさっている様子を新聞やテレビなどの報道で見聞きして心温まる思いでした。互いに助け合ってお金の豊かさでないあたたかい未来が開けるのではないかと、頼もしく安堵しました。


自身は、思いがけなく病気をして、たくさんの人々の温かさをいただきながら日々を過ごしました。しかし、脊椎の圧迫骨折は、それはたとえようのない痛さです。近くのスーパでさえ痛くて歩いてゆけないのです。こんな状態では商売もできないし生きる張合いがないと落込みました。

 ころが、痛みの最中の人様のいたわりの言葉や親切な行為が身に染みてありがたく思われ、健康だった時よりもいっそう心に響いて「人の情け」が私をやさしくしてくれたようです。


 れにしても背中の圧迫骨折のおかげで背中が丸くなり体型がすっかりお婆さんになったみじめさを娘に「とうとうお母さんもお婆さんになって仕舞ったわ」と嘆きますと、娘は同情どころか「あたりまえでしょう。だって、お母さんは八十三歳でしょう。誰が見たつてお婆さんだわ。」と明るい声で当然のことのように答えましたが、娘の優しさがたっぷりと伝わってきました。

  心学園理事長の渡辺和子さんが「眼には見えないけれども大切なもの」と題した随筆の中で「老いに伴うさまざまの悲しさを一つひとつ<わが物>として認める勇気をお持ちなさい。」と諭されていました。

この一文にも、ほのかな心の恵みをいただいたようで、とにかくやれるだけやって、明るく前向きに過ごすことにしました。

  て十二月、そろそろ「今年の漢字」が話題になりそう。今年、私は人の情や愛情の「情」なさけ・じょう、にしょうと思っています。





 


by gallery-sato | 2019-01-01 16:28 | 一日一文